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例をあげて確認しておきましょう。
「英文の中でkで始まる単語と3番目の文字がkの単語では、どちらが多く出現しやすいか」という問いに対して、多くの人は前者だと答えます。
kが頭にある単語のほうが思い出しやすいからなおさらです。
ところが、実際は一般の文章では後者のほうが2倍の出現率があります。
あるいは、7文字の単語で、末尾がFで終わるものが出現する頻度と、6番目がロのものの頻度を別々に確認すると、前者のほうが3倍近く出現するというイメージをわたしたちは持っています。
しかし、「末尾がFで終わる7文字の単語」は、「6番目がロのもの」の中に含まれますから、後者のほうが、前者よりも必ず頻度が高いのです。
いいかげんなものだと思いませんか。
また、わたしたちは推論でまず大雑把な予測を設定し、後で次々と入ってくる情報に応じて調整していくという思考プロセスをとりやすいという性質があります。
ところが、この調整は不完全なので、初めの予測に引きずられてしまう傾向があるのです。
「7×8」の直観的な答えを被験者に聞いたところ、その中央値は512前後でした。
次に、「8×7」値は2250にまで跳ね上がりました。
ところが正解は40320。
いかに人間の思考回路が不正確かが思い知らされます。
残念ながら、わたしたちの思考パターンは数学的期待値の世界と大きく異なるのです。
このことについては、ぜひ、最大限留意していただきたいと思います。
数学的期待値の世界であれば起こりえない判断を、わたしたちはしてしまうのです。
確率的事象に関するわたしたちの判断は、どうも合理的なものとは言いがたいのです。
コンピュータの情報処理と人間の思考は同一ではありません。
よくも悪くも、わたしたちはコンピュータではないのです。
繰り返しますが、わたしたちは本当に錯覚しやすいのです。
リスクが同じなのに、表現の仕方によって、判断の結果が変わりかねないのです。
わたしたちが常日頃、数学的期待値に基づいて行動していないことは、心理学の各種の実験によって確認されています。
この事実を軽視してはなりません。
要するにわたしたちは、常日頃「そうでありたい」と願っているような完全な存在ではないのです。
いくら訓練してもコンピュータにはなれません。
誤った判断をしてしまう場合があるのです。
だからこそ、正しい『投資戦略の発想法』を身につける必要があるのです。
重ねて言っておきましょうわたしたちは不完全なのです。
英語教室 浜松を利用している有名人による、英語教室 浜松についての説明です。
